グリーンバックを使って合成する方法とは？

グリーンバックを使って合成をする方法をご存じですか？
「クロマキー合成」と呼ばれ、テレビや映画などでも幅広く使われる技法です。
今回は、グリーンバックを使って合成する「クロマキー合成」についてご紹介します。

クロマキー合成

クロマキー合成はグリーンバックを使って、対象となる人物と、実際とは別の背景を合成する技法です。
ハリウッド映画では必ずと言っていいほど使われています。

クロマキー合成に必要なもの

グリーンバック

合成するときに使うスクリーンで、対象者をグリーンバックの前で撮影します。
グリーンバックは、対象者の色とは補色の関係にある色を使用する必要があるので、緑や青が使われています。
対象の色によっては、黒が使われる場合も。
布タイプや折りたたみができるタイプ、スクリーン状になったものなど、さまざまな種類があります。

カメラ

撮影するときのカメラは、合成用のカメラではなく普通のカメラでも撮影できます。

照明

グリーンバックに影ができないように照明を当てる必要があります。

アプリ

クロマキー合成は、アプリを使用することで簡単にできますよ。

注意すること

クロマキー合成で注意することは、対象となる人物の服や持ち物の色です。
グリーンバックと同じような色である場合は、合成ができなくなるので注意しましょう。
また、反射しやすい時計やメガネなどもできるだけ使用しない方がきれいに合成できますよ。

まとめ

グリーンバックを使って合成する方法を「クロマキー合成」と言います。
対象となる人物などと、実際とは別の背景を合成するときに使う技法です。
「株式会社クリエイティブコモンズ」に、演出や必要な機材についてご相談いただけます。